飲まずにいられない

流れ流れてたどり着いた東京の片隅で現在や過去や未来ん中から幸福のカケラを拾い集めては言葉にのこしていく単純な作業の場所

ツナ・モルネーを作ってみる

本作中、何度となく登場する料理が「ツナ・モルネー」。かれらはオーヴンからそれを取り出し、取り分けて食べていた。主要な登場人物のひとりが「その家によって入れる材料が違う」と語っている。いわば「おふくろの味」なんだろう。でも検索をかけてもなかなかその料理の正体が出てこない。英語圏の国の、どこかの郷土料理なのかもしれないが、よくわからない。

「モルネーソース」はチーズ入りのホワイトソース。つまり、冷蔵庫のありあわせを刻んでツナなどの肉類と炒めてショートパスタとともにソースをかけて焼いたグラタンみたいな料理なのだろう。

ツナ、トマト、チキン、タマネギ・・・。あまり凝らずに作ってもきっと美味に違いない。

あたしの家のツナ・モルネー。
中身を全部あてたら、キスしてあげるよ。

ナンチテ。