飲まずにいられない

流れ流れてたどり着いた東京の片隅で現在や過去や未来ん中から幸福のカケラを拾い集めては言葉にのこしていく単純な作業の場所

ユニットバスから慕情

追い焚きできないユニットバスに45℃の湯を注ぎ正月飲み残しの日本酒と粗塩投げ入れ古い雑誌持ち込んで長風呂すれば日常のあれやこれやが頭をよぎりそれが一段落すると実家のだいぶ年をとった母の後ろ姿を思い出ししょっぱい汗が目に入る。

生搾りグレフルのまずにいられない。湯船でチューハイ飲みながらすこし悲しくなる。