飲まずにいられない

流れ流れてたどり着いた東京の片隅で現在や過去や未来ん中から幸福のカケラを拾い集めては言葉にのこしていく単純な作業の場所

森林浴と日光浴と入浴

肩甲骨の周りや裏側がぜんぶコリコリ。筋が軟骨になったんじゃないかと思うほど張ってしまったので、たまらず秘蔵のデータベースで取っておきの温泉をひっぱりだし、日帰り湯治に出かけた。山間の広い一軒家に露天風呂と食堂、それにだだっぴろい休憩場があるだけ。入場は毎日100人限定。

ゆったりと露天風呂の寝湯につかり、リンパをていねいにもみほぐす。肌がぷるーんと温泉を吸い込んだところで浴衣はおって休憩場。20畳ほどの和室は窓全開。大の字に寝っころがればぱっと広がる空と山のパノラマ。目をつぶってうたたねすれば、蝉しぐれと葉っぱのこすれる音に全身包まれる。

癒されたー。都内の温泉も手軽でいいけど、なんもない山ん中の温泉は、やっぱいい。ゲルマニウム岩盤浴も興味あったけど、なんか、いらないかも。食欲も適度に落ち着いて、とろろそばで十分満足。胃も軽くなった。