飲まずにいられない

流れ流れてたどり着いた東京の片隅で現在や過去や未来ん中から幸福のカケラを拾い集めては言葉にのこしていく単純な作業の場所

2008-10-05から1日間の記事一覧

千年紀末に雨が降る

夏の攻め気な大粒夕立とは明らかに違う雨が降っている。 染めたてのデニムな色した夕方の風にゆらゆら揺れ、ひょろりと生っちょろい蛍光のあかりに透かされた雨粒。夏なら物悲しいが、秋なら悪くない。あらゆるものが憂鬱に染まる時期だから大いに許される、…